ドンヘの帰りを今か今かとうつらうつらしながら待っていたら「ただいま、シオナ」
耳元でささやかれた
びっくりして飛び起きるとにこにこ顔のドンヘが目の前にいた
「あ~おかえり、ヒョクチェは元気だった?」
さりげなく聞くと「うん、うまくやってるみたいだったよ」定期的に会って近況報告をしあってるみたいだ.....お互いに寂しいんだろうと言うのはよくわかる
ずっとユニットを組んでいたし.....なにより二人は両想いだ.....
ドンヘが俺が座ってるベットの横に来て、よしかかりながら「除隊したらどんなアルバムを出すか、どんな曲を出すかとかいろいろ話し合ってきたよ」自分の腕を伸ばして遠い未来を想像しているようだった
俺はタメ息をつきながら「そこに俺はいないんだな」ぼそっと呟いてしまった
ドンヘがガバッと起き上がると「なにいってるんだよ!スパショがあるじゃないか」
声をすこしあらげながら「シオナも俺の未来に入ってるよ!」
俺はドンヘを見上げながら「うん.....」
ドンヘが不意打ちにギュッと抱きついてきてくれた「シオナのおかげで俺はここでも楽にいれる.....いないなんて言わないでくれ.....」涙が出そうだった
「シオナ.....』ドンヘは俺の顔を両手ではさんでじっと目を見つめた
綺麗なドンヘの潤んだ瞳だ
そして、ドンヘは優しく頬に口づけをしてくれた
俺はドンヘを抱える形で座り直すと
ドンヘに「ここにいる間だけでいいから.....俺のものになってくれないか?」
もう思いが溢れて止まらなくなってしまった
ドンヘは少し困ったような顔をした
しまった!やってしまった
「あ~いや、そうじゃなくて.....慌てて言い直すと「わかった.....そうする.....」へっ?
俺は疑問の顔をドンヘに返した
ドンヘな穏やかな顔で俺を見つめて優しく頷いた.....
さぁ、どうなる?笑