ヒョクチェと別れてからのドンヘは少し落ち込んでる風だったが.....
なんとなくうきうきしているようにも見える
「あ~ドンヘ」なんとなく、声をかけてみる
ドンヘが何?って顔でみる
「あ~いや、大丈夫かなと思って.....」ちょっと苦笑いをしながら聞いてみた
「大丈夫さ.....」と言うと急に思い出し笑いをしてにやけてる
ん?なんだ?と思い「ドンヘ?」顔を覗きこむとますます顔に手をやってにやけを隠してる
「なんかあったのか?」ドンヘは俺にびっくりしたような顔でみると顔を手で覆ってしまった
「なんでもないよ.....」恥ずかしさを隠すようにどなりぎみで答える
ちょっといらっとした俺は車を静かな場所に停車した
ドンヘは「シオナ?なに?」
ドンヘの問いかけに答えず前を向いたまま「ヒョクチェとなんかいいことでもしたのか?」静かに問う.....「なに?.....」ドンヘの声が怪訝な声にかわる「シオナには関係ないよ」
俺はゆっくりドンヘの方を見るとドンヘがムッとした顔をして窓の方を向いているのが見える
俺の中の何かがぷっと切れた音がした
「ドンヘ.....俺はいつまでもいいやつじゃないぞ.....」その声にドンヘがこっちを向く
いつも真面目な俺だがもっと深刻そうな顔をしていたんだろう.....「シオナ?」
その声と共に俺はドンヘの方に寄ると肩を引き寄せドンヘの腕を掴むと力任せにドンヘを押さえるようにキスをした.....ドンヘよりも俺の方がどうしても力はあるし体格もいいから押さえつけられると身動きができない.....
そんなドンヘに貪るようにしつこくしつこくキスを繰り返した
ドンヘが手の力を込めて抵抗してくるのもわかる
俺は愛しいものを今、力づくで自分のものにしようとしてる.....我ながら滑稽だがどうしても我慢ができなかった
幸せそうなドンヘとヒョクチェを目の当たりにして俺の出るまくがないことぐらいわかってる
けど、どうしても.....どうしても.....
しばらくして、抵抗できないことに諦めたのかドンヘの手が緩んできた.....
続きます.....とうとうシオナ.....
www画像は関係ありません笑