フワッと体を持ち上げられて気がつくと
シオナが俺の後ろにいて抱き抱えられている
一瞬状況が読み込めない・・・
シオナの手が俺のシャツのボタンを外している
慌ててシオナの手を止めると
おだやかな顔で「汗かいてるから着替えさせようと思って・・」あ~なんだ・・・ほっとしたのもつかの間「これで3回目だけどな・・ふふ」
と笑う・・「すごい可愛かった・・・」小声で言うのを聞き逃さなかった
へっ?可愛いってなんだ?「ドンへ、痩せたよな、どうかなとは思ったけど下も全部替えたから」あーまじか?と思ったが体が思うように動かないし、なんだか俺の世話をしているシオナが嬉しそうだから黙っていた・・
そう、シオナは俺の事が好きなのは知っている
だから、なるべく自分のことは自分でしたかったのに・・
そう思っているとボタンが外されて半裸にされてしまった・・シオナは暖かくしてくれた濡れたタオルで俺の肩から順番にふいてくれる・・・俺は目を瞑った・・時折手が止まって俺の首筋に熱い息がかかる・・
匂いをかいでる気もするし、若干くすぐったくって首を竦めると慌ててタオルが動き出す・・
タオルがすごく気持ちがいい・・はぁ〜と声がでる「強くないか?」シオナが労ってくれる
「うん、大丈夫、ありがとう」後ろを向いてニコッと笑うと天を仰いでひっくり返りそうになってるシオナが見える
クスクス・・シオナっておもしろい
その時腕を挙げられて今度は前の方をふきだした
首もそうだが敏感な部分もあるし自分でしようとシオナの手をとめて「自分でやるよ」と言ったものの
シオナの軽くショックをうけた顔に「頼もうかな」ついお願いしてしまった
まだまだ続きます笑