やっとのことでドンへを誘う事ができたのはいいけど、なんだかぎごちない
なんなんだ、どうしたんだよドンへ
思ってることが出そうになって我慢をする
こいつはいつもそうだ・・だけど結局許してしまう自分がいる・・
喫茶店に呼び出したから向かい合わせに座ってドンへはいつものアメリカーノ、俺はホットチョコを頼んで「ドンへ・・・」ちらっと俺をみる「うん・・」「なぁ、なんか避けてるのか?」
ぐだぐだするのも嫌だし確信をつく
「いや、普通だよ」目が泳ぐ、何年一緒にいると思ってるんだ、お前が嘘を付けないことはよくわかってる「うそだね、なんか思うことがあるんだろ?俺はこのままの状態でお前と別れるのは、嫌だ」ドンへが自分の目の辺りを片手で隠しながら下を向く「??」
ドンへのもともと潤んだ瞳に涙がたまっていく
我慢してるのがわかる・・
今度は優しく話す「俺さ、行く前にお前との曲を作りたくて、実は考えてるんだ・・・」と頭を掻きながら照れくさそうに言うと
ドンへがパッと俺を見る
やっと見てくれた・・ほっとして話を進めようとすると「まって、ヒョク・・」
ん?とドンへを見ると・・また黙る・
ドンへが話始めるまでじっとまつ・・こんな時のドンへは急かしてはいけない・・ドンへの事は俺がよくわかってる
ホットチョコに手を伸ばして一息ついてると「俺ね、ヒョクとずっと一緒にやってきて・・」黙って話を聞く
「今までヒョクに・・・その・・甘えてばかりで・・自分でなんとかしなくちゃって・・」「ヒョン達にも自分の事は自分でしなくちゃたよる人がいないんだから・・って」
ヒョン達め余計なことを・・・と思ったが
ドンへの為を思って忠告してくれたんだろう
それが今の状態なんだな、わかっていたさ
ドンへの話を黙って聞いていたが、たまらなくなってドンへの手をがしっとにぎると「離れてても俺達はD&Eで帰ってきたらすぐに活動するんだろ?俺に言えない事なんてなにもないだろ?今までずっと、お前を見てきたんだ、お前の事は離れててもなんでもわかる、お前がつらい時はなるべくそばに行く」一気に気持ちをぶちまけた・・
ドンへは俺のにぎってる手をじっと見て話を聞いてくれた「ヒョク・・」
「お前も辛いかもしれないが俺も辛いんだ」初めて本音をドンへに話したかもしれない
俺だって・・「いつもお前の前じゃしっかりしないとって思いながらも頼りにされてるのもわかっていたし、お前にとって俺は無くてはならない存在でそれは俺にとっても同じことなんだ」
なんだか悲しくなってきましたので←ばか
続きます( p′︵‵。)